行動的になれば記憶力は向上する

運動不足になると身体がなまってしまい、それがひどくなるとあちこちに不具合が生じます。おなか回りが太くなるとか少し歩くと疲れるとか、すぐにわかる症状だけでなく高血圧に糖尿病、こわい病気も少なくありません。しかも、活動が低下することで起きる不具合は記憶にも関係しています。記憶力のためには活動的であることが大事です。

動いてナンボの人間の身体

人間の体は毎日の活動によって維持されています。運動量の低下は刺激の低下であり、刺激を受けなくなった身体は活性化が鈍くなるといえます。適度な運動をしていれば身体も元気な状態を保ちやすくなります。これは、単に肉体的なものにとどまらず、脳の働きにもいえることです。

脳に刺激を与えることで記憶に関する働きも維持・活性化されるのですが、身体を使わなくても頭を使っていれば刺激は十分なはずだから運動は関係ないのではないか。このように思えるかも知れませんね。

肉体的な刺激も重要

確かに、頭を使うことは脳を活性化させることにつながります。しかし、それは記憶力向上のひとつの要素ではあってもすべてではないのです。人間の体は肉体も脳もすべてつながっています。当然ですが、肉体的な刺激はちゃんと脳に伝わっています。

脳科学の専門的な話でいえば、運動することによって記憶にかかわる神経伝達物質がより有効に作用するため記憶力がアップするなどというようです。もっとも、こんな難しい仕組みまで理解する必要はありません。

肝心なことは活動すれば記憶力が向上する可能性が高く、行動的な生活を送ろうということです。

若いうちはいいけれど

人間は加齢とともに身体中あちこちの機能が低下してしまいます。そこに待ったをかけるのが適度な運動といえます。若いうちは運動不足でもなんとか健康を維持できる場合も多いものです。若いというだけでそれなりに新陳代謝も行われていますからね。

しかし、歳をとると積極的なアプローチがないと老化には勝てません。どうしようもないくらい身体が動かなくなってからでは、記憶力のために運動しようとしても遅いのです。

適度に行動的な生活を送る

運動が記憶に良いといっても、いきなり激しい運動をするのはマイナスです。激しい運動が記憶を低下させるということではなく、ものには限度があります。身体の許容を超える活動をすれば疲弊してしまい記憶云々の話ではなくなるからです。

無理のない範囲で行動的な生活を送ることで、記憶力の維持・向上を試みます。より効果的なのは有酸素運動だといわれていますので、だらだらとした運動では効果が出ないかもしれません。

たとえば、ちょっとしたウォーキングや柔軟体操で良いのです。犬を飼っていれば朝晩の散歩のペースを少しあげても良いですね。自分の体と相談しながら始めてみましょう。

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