食生活で脳トレできる!?

もの忘れを防ぐためには、食生活にも注意を払う必要があります。自分の好きなものばかりを食べ、嫌いなものを避けていると、記憶力低下を招くだけでなく、健康にも良くありません。「偏食はあらゆる病のもと」と心得て、バランスの良い食生活を送りましょう。

多品目の食事を取ろう

食卓には、なるべく多くのおかずを並べるようにしてください。脳の唯一の栄養源・ブドウ糖、ドーパミン、アスパラギン酸、グルタミン酸など、情報伝達に関わる物質も、食べ物が材料となって作られます。多品目の食事こそが、脳活動を支える元となるわけです。

しばしば、「体には野菜中心の生活が1番いい」と言われますが、必ずしもそうでもありません。肉や魚からしか摂取できない栄養素も、もちろん存在しています。大切なのは、食卓に野菜を取り入れることであり、食卓のすべてを野菜にすることではありません。

普段は菜食主義の方は定期的にお肉を、脂っこい食生活を送っている方はなるべく野菜を取るようにしましょう。「バランスの良い食生活」こそが、脳を健康にしてくれます。

DHAは頭を良くする

記憶力を磨くためには、DHAの摂取が欠かせません。脳の神経細胞には、無数の突起があります。この突起が別の突起と接触しながら、複雑な思考・演算を可能とするネットワークを構築しているそうです。その突起を新しく伸ばすためには、DHAが必要不可欠。

DHAは、魚に多く含まれている成分です。また、血液をサラサラにするEPAという脂肪酸も多く含まれているので、魚を食べることは「脳にも体に良いこと」だと言えます。

特にDHAが多く含まれている魚をご紹介しましょう。まずは寿司ネタの王様、マグロです。サバ、サンマ、ブリ、ハマチなど、「青物」と呼ばれる魚にもたくさん含まれています。また、サケの仲間も含有量が豊富。すべておいしく食べられる魚なので、おすすめです。スーパーマーケットではついついお肉に目が行きがちですが、魚もしっかりチェックを!

*DHAと記憶力の関係については、異説もあります。「あまり効果はない」と考える学者もいるので、そこまで摂取にこだわることもないのかもしれません。

「食」は人間に欠かせない行為です。ものを食べて栄養を作り出さなければ、生命活動を維持できません。しかし、現代人にとっては「ただ食べる」だけでは、十分とは言えないでしょう。パフォーマンスの高い作業を行うためには、栄養を考えた「食」が必要です。

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