記憶と日記の関係

記憶を確かなものにして、もの忘れを防ぐ。そのために効果がある記憶術のひとつが日記を書くことです。多くの人が日記をつけることで記憶力の維持向上に役立ったと感じています。

日記は記憶の記録である

日記を書く習慣がある人にはなんでもないことですが、そうでない人にとって日記を毎日書くというのは難しいことかも知れません。三日坊主の代表例が日記といっても良いくらい挫折経験のある人は多いでしょう。

しかし、記憶力のためなら面倒だとかいっていられません。やめたくなったときを乗り切れば習慣化するものですから、一念発起して取り組むべしと考えます。

なぜそんなに日記を重視するのかといえば、日記は記憶の記録だといえるからです。人の記憶は頭の中にあるものであり外部から見ることはできません。そのため、本人でさえ思い出せないということが起きるのです。

しかし、日記は外部の記録媒体です。そこに書いてあることを見れば、そのときの情景が思い浮かぶケースも多く、そこまでには至らなくとも、どんなことがあったのかは確認することができます。つまり、日記には記憶の記録としての価値が十分にあります。

記録する過程で記憶を強固なものにする

インプットとアウトプットのお話を別のページでしていますが、日記を書くという作業自体は両方の性質を持っています。つまり、経験して間もない事柄をしっかりと脳に焼き付けるためのインプット作業であると同時に、その日あった出来事を理路整然と思い出すというアウトプット作業でもあるのです。

しかも、日記帳に書きこむという作業が頭だけでなく手を動かす、視覚と触覚を働かせることなので記憶を強固なものにするのです。

キーボードではなくペンを持って日記を書く

手を動かすことならパソコンで日記を書いても同じじゃないかと考えてしまうところですが、パソコンと手書きでは決定的な違いがあります。それは、文字を正確に思い出しながら書く作業の有無です。

手書きなら漢字一字を書くにも間違っていないか思い出しながら書くところですが、パソコンで変換するだけだとちゃんと確認しなくても書けてしまいます。その結果、まったく違う漢字を入力していても気付かないということまで起きるのです。これでは、せっかくの記憶力向上の効果が半減してしまいます。

それどころか、パソコンの変換に頼り過ぎると漢字を思い出せなくなるという本末転倒の自体が起きるかも知れません。

日記に限らず、自分で書いたことは年月が経過してもハッキリと記憶しているという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。それを習慣化すれば記憶力に良い影響をもたらしてくれることでしょう。あなたも今日から日記を書いてみませんか。

Copyright© 2014 c-pan.net All Rights Reserved.