人の名前と顔を覚えてみよう

一度会った人の名前が覚えられないということはよくあることです。視覚的な印象は残っているので、次に会ったときに顔に見覚えがあることは思い出せるのに、名前が出てきません。記憶術のノウハウを学べば、そんな心配はまったくなくなります。

まずは覚えようと決めることから

人と会ったときには、「どうせ忘れちゃうから」とあきらめの気持ちを持ってはいけません。記憶スイッチをオンにしておくことが大切なので、「新しい名前を覚えよう」と意識することがとても大切です。

せっかく名前を聞いても、あいさつに必死になるあまり、しっかりと聞き取れないことがあります。いくら優秀な頭脳をもっていても、聞き取れていないものを思い出すことはできません。聞き漏らしてしまったときには、確実に聞き返しましょう。聞いたらすぐにその名前を使います。「田中さんは、どちらにお住まいなんですか?」などどんなことでもいいので、相手の名前を使った話をすることで、記憶に残りやすくなります。

珍しい名前の場合には、名前そのものを材料に話題を発展させるとさらに定着率が高まります。「サカモトのサカは坂道のサカですか? 大阪のサカですか?」などと関連のある事柄を記憶に追加することで覚えやすくなります。名前の由来やどこの地方に多い名前なのか、など尋ねるネタはいくらでもあります。

会話の間にも、「田中さんはどう思いますか?」など、名前を何度も使って話を進めます。使った回数だけ記憶力が高まるのです。心の中でも、何度もメモに「田中」と書き続けます。書いたところをイメージすることで記憶に定着しやすくなるのです。

映像と結びつけて覚える

顔と名前を結び付けるイメージを頭の中で映像化します。武家のような名前ならお城をイメージするなど、その名前から想起されるものと名前をセットで覚えていきます。職業関連の名前ならその職場の状況を思い浮かべたり、俳優と同じ苗字ならその俳優を思い浮かべたりしましょう。名前の中に、動物や植物の名前が含まれているなら、それらとセットにするのも手です。

そうして結びつけたものに相手をどんどん近づけていくイメージを作ります。有名人と同じ名前であれば、相手の顔を少しずつ変化させて有名人の顔になるようにイメージを動かしていきます。動物に関連のある名前なら、その動物になるように顔のイメージを動かします。動物の場合には、色や鳴き声と関連づけるのもよいでしょう。

相手の名前と関連付けた映像がセットになると、次に会ったときに映像をすぐに思い出すことができます。そこから「牛のような人」「田村正和のような人」などと、名前と関連のあるものがすぐに浮かびます。そうして「この人は、牛山さん」「この人は田村さん」と、つながるのです。

名前を覚えるためには、その人の名前と関連性のあるものとを頭の中で映像化して覚えていきます。そうすれば、次からは相手に会った瞬間に映像を思い出すことができるのです。

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