人間関係の贅沢で、脳トレ

かつて、『星の王子さま』などで有名な作家のサン=テグジュベリは、「人生における最上の贅沢は、人間関係における贅沢だ」という言葉を残しています。確かにいくらお金を持っていても、周りに人のいない人生は孤独で、退屈です。また、「人間関係」が与えてくれるものは、必ずしも「楽しみ」だけではありません。他者とのコミュニケーションは、実は脳にも良い影響を及ぼします。頭脳を磨くために、友人を利用するのもアリでしょう。

表現力が問われる会話

人と会話をするときには、その人の話を覚え、当意即妙に応答するワーキングメモリ(作業記憶)だけでなく、想像力や表現力が求められます。ワーキングメモリは会話以外でも鍛えられますが、後者の2つの能力は会話以外で磨くことはできません。

「何を1番に伝えるべきか」を念頭に置いて会話するクセを付けましょう。「結論から入る話法」を身につければ、自分の中で話の筋道を立てながら、きれいにお喋りすることができます。「情報を整理する力」もまた、対人的な交流によって身につけられる能力です。

親しい人と話をすることは、最大の脳トレになります。

ストレス解消にもなる

他のページで詳述しているので説明は省きますが、ストレスは脳のパフォーマンスを低くします。ストレスを発散する方法は多々ありますが、もっとも簡単な方法は、やはり人と話すことでしょう。どんな愚痴も、筋道立てて、ワード選びや表現の方法に気を付けて語れば、「笑い話」となります。そして大体のストレスは、笑えば吹き飛んでいくものです。

触れることで脳を活性化

サン=テグジュベリの言う「人間関係の贅沢」の中に「セックス」が入っているのかどうかは解釈が分かれるところでしょうが、やはり肉体的な接触も脳トレとなります。セックスは1つのスポーツであり、血行を良くして、脳を活性化させる働きがあるからです。

現代は、クリニックで処方されたバイアグラを使えば、60代・70代の男性もセックスができる時代です。年を取っても記憶力を劣化させないためには、肉体的に他者と接触することも大切でしょう。

あらゆる意味で、すべての人々が「人間関係の贅沢」を楽しむ時代になれば、あるいは悲しい「痴呆」も防げるかもしれません。あなたは最近、お友達と交流していますか?

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