これが本当の睡眠学習!?

睡眠は記憶のために欠かせないものです。「睡眠学習法」という、眠っている間に物事を覚える、という勉強法はどこか怪しく思えますが、睡眠が記憶に良い効果をもたらすことは確かです。脳に疲れを感じたときには、素早くベッドに潜りこんでしまいましょう。

取捨選択を行う睡眠

睡眠は、確かにいろいろなことを忘れさせます。しかし、それは頭からすれば「いらない記憶」です。勉強や仕事の最中に入った「雑念」を、きれいに消去してくれます。本当に頑張って覚えたことは、そうそう頭から抜け落ちません。よって、どれだけ厳しい受験勉強中でも、6~7時間程度の睡眠を取ることは、非常に大切です。

まだ戦いたい、という方は

眠たくなると、誰でも自然とあくびが出てしまいます。しかし実はあくび自体には、眠気を深める働きはありません。「脳の働きが鈍くなっているぞ」というサインを、体に送っているだけです。つまりあくびが出始めれば、そろそろ休むべき、という意味と言えます。

しかし、人間には、眠気に負けずに作業を続けなければならないときもあります。徹夜してでも勉強・仕事をしたいならば、「背伸び」をしてみましょう。朝、おそらく誰もがするであろう「背伸び」には、「起きたぞ」というサインを体に伝える意味があります。

記憶力・集中力の低下を感じれば、「背伸び」で眠気を吹きとばしましょう。もちろん、朝が弱い方も、布団の中で何度も伸びをすれば、頭を「覚醒モード」に切り替えられます。

朝目覚めてから復習を

別のページでも詳しく解説していますが、心理学者エビングハウスの実験によると、人間は9時間も経てば覚えたことの64%を忘れてしまうそうです。つまり、目覚めてすぐに昨晩覚えた内容をおさらいするのは、とても重要なこと。眠気に抗わずに眠り、「いらない記憶」を始末して、それから忘れた部分を補う…これがもっとも効率的な記憶法です。

「徹夜で勉強する」「毎日2時間しか眠らずに仕事をする」…どちらも一生懸命やっている証、という感じはしますが、記憶のメカニズムから言えば逆効果な面もあります。必要十分な睡眠を取って、スマートに、そしてラクに記憶を進めていくのがベストでしょう。

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