スピーチはメモを見ないで話す

多くの人が人前で話すことを苦手だと感じています。緊張しすぎて何も思い出せなくなり、絶句してしまう人も中にはいます。どうしたら、人前で話すことに慣れることができるのでしょうか? まずは、メモを頼りに話す習慣をやめることから始めてみましょう。自分自身の記憶力を頼りに話をすることで、スピーチは格段にレベルアップします。忘れるかも知れないという恐怖心が、自らを苦しめているのです。記憶術を身につけてそれを実践できれば、スピーチはとても簡単なものになります。

アイコンタクトも大切です

人前で話すことを恐れるのは、内容が難しいからではありません。たいていの場合、話す内容は自分の知っている事柄のはず。恐怖の元は、内容ではなく話すという行為そのものにあります。人前で話せなくなったり、質問に答えられなかったり、興味を持ってもらえなかったり、聴衆に自分がどう思われるかということが心配なのです。

メモを見ながら話す人は下ばかり見ているために、聴衆と目を合わすことがありません。見つめられると怖いから、と下を向いていても見られているという意識が消えるわけではありません。聞き手の反応を見ないで話し続ければますます緊張が高まるだけなのです。聞き手の反応を知らずに話していては、人前に立つことに慣れることもできませんし、観客に良い印象を与えられる可能性もまったくありません。

記憶を頼りに話すことが大切

メモを読み上げるだけだと意識が別のことにそれがちです。話しながら別のことを考えてしまうのです。記憶を頼りに話す場合には論点に意識が集中するために、話しながらスピーチの各部分の趣旨や重要性を考えることができます。フレームワークを使って頭の中を旅することで集中力も高められ、用意周到な話し手であるという印象を与えることもできます。

記憶を頼りに話せば、内容は柔軟性のあるものになります。論点と順番が正しく頭に入っているために、それを変更する力も持てるのです。聞き手の反応に応じて新たなエピソードを挿入したり、順番を入れ替えたりできることで、生き生きと話ができるようになります。

フレームワークを活用して話をしていれば、進捗状況をきちんと把握できるようになります。残りの時間に合わせてスピードアップすることもできますし、ペースを落とすこともできます。時間通りにきっちりと話し終えることができるようになるのです。

メモを用意しないということは、欲しい情報はいつでも簡単に手に入れられるという自信の裏返しです。そのために、見た目も堂々とし、すらすらと、いかにも精通した人間のように話すことができるようになります。突然の質問や難題にもうまく対処できるため、聴衆に感銘を与えることができるのです。

記憶術をスピーチの中で活用してみましょう。メモを捨て、頭の中に記憶されたことを自由自在に引き出して話すことができれば、必ず聞き手の関心を集めることができます。

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